QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 7人
プロフィール
べんぞう
べんぞう
1976年神奈川生まれ。都市部での生活を経て、2002年、「緑のふるさと協力隊」として宮崎県日之影町に派遣され、山村の文化を学ぶ。そこで百姓道に導かれ、2003年から大分「なずな農園」に弟子入り。「循環農法」を学ぶ。2006年より新城市にて新規就農。地域に溶け込みながら家族で百姓暮らしを実践中!
お野菜の注文・縁農希望などお問い合わせは
→miroku369@tees.jpまで

アクセスカウンタ

2012年11月17日

『プロジェクトY』

 今住んでいる新城市・横山地区でも、「猪及び鹿の侵入を防御するフェンス」を設置して、ぐるり集落を囲い、鳥獣害の被害を減らそうという事業が始まっている。

先月の末には役場が発注した大量の資材が公民館の駐車場に運び込まれ、上・中・下に分かれて「どこにフェンスを張るか」のルート設定、下草刈りを済ませ、先週から実際に杭を立て始めた。

これがけっこう大きな事業、というか行事というかお役です。集落総出の大仕事。「プロジェクトY」といってもいい。ドキュメンタリーを撮ったら面白いかも{/ひらめき/}なんて話している。

フェンスの総延長は6000メートル超{/!!/}
他の集落の実績によると、だいたい「一世帯20日以上{/汗/}」出てなんとか張り終えることができるだろう、といわれている。来年の3月まで毎週日曜日出たとしても、たぶん全部張ることは難しいかも…。
ていうか毎週出るのはきついな~{/汗/}うちらのような「核家族零細農家」は仕事が進まんわいな。

ただ前にも触れたように、こういう集落のお役に参加していくと、集落の輪の中に入っていくいい機会になるし、いろいろなことや「人」を知ることができる。

集落の中でも「知恵者」と呼びたくなるような人がいる。会合でもそういう人はあまり発言はしない。しかしじっと聞いていて、最後に発言する。みんなその人の意見に一目置く。そんな人。

なんでその人の発言が重いか、と考えると、「私欲」ではなく「自然」の摂理にそった考えで動いているからではないかと思う。無理がない。そういう考え方は師匠である赤峰さんに通じるものがあるな~とか感じる。

そんな人と一緒に仕事をすると吸収したいものがたくさんある。

『プロジェクト』主題歌  


Posted by べんぞう at 15:56
Comments(0)