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プロフィール
べんぞう
べんぞう
1976年神奈川生まれ。都市部での生活を経て、2002年、「緑のふるさと協力隊」として宮崎県日之影町に派遣され、山村の文化を学ぶ。そこで百姓道に導かれ、2003年から大分「なずな農園」に弟子入り。「循環農法」を学ぶ。2006年より新城市にて新規就農。地域に溶け込みながら家族で百姓暮らしを実践中!
お野菜の注文・縁農希望などお問い合わせは
→miroku369@tees.jpまで

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2017年03月21日

こりん

「彼岸の入り」だがまだ肌寒い。

しかしハウスの中では夏野菜の育苗がすすんでいる。


この間ハルが、「〇〇ちゃん、こっちこりん~!」と呼んでいるのを耳にして、さぁやんが「その言いかたは変だな~、この辺では『おいでん』だ」と呟いていた。

さぁやんは田原弁。新城も同じ東三河。「こりん」は豊田の子(西三河)が使っていたらしい。新城にも豊田のほうから人が流れてきている、ということなのか?

わたしは関東(神奈川)の人間だから「方言」というものをあまり意識せず育った。新城に就農して11年。「じゃん・だら・りん」という語尾はなんとなく使えるようになっている自分がいる程度。

「食べりん」「遊びん」「はよやりん」「はよ行きん」など、「~しなさい」という時は「りん」もしくは「い行+ん」というのが基本なのだけど、なぜか「こっちへ来なさい」という時は「おいでん」になるらしいmikan02


「取ってこりん」も違和感があるらしく、「取っといでん」になるのだとか。
「じゃん・だら・でん」だな、と思った(^^;

あと面白いと思ったのは「~しまい」=「Let's」の言い方。
「さあやらまい(さあやろう)」「食べまい」「行かまい」などと使う。

風呂に入る時にさぁやんが「入らまい!」とケンタロウにいうと、「はいら米」ってどんなお米?と駄洒落で攻めてきた。そりゃ胚芽米だ…。
  


Posted by べんぞう at 21:38
Comments(0)暮らし

2017年03月18日

「山」に入ることがちょこちょこある。

うちは山の沢から水を引っぱってきているので(町水道もあります)、取水口が詰まっていないか、ホースが外れていないか見にいったりする。

この間は組の人と、椎茸の木を切らせてもらいに山に入った。



来週は近くの農家さんで、山に薪を取りに入るのに同行させてもらう予定でいる。

その人は、わたしと同い年で、新城で産まれて代々の農家を継いだ人。縁あって(まあこの年代で農家やってる人少ないから、自然と会うことになったわけだけど…)、毎年その人が、家で暖房などに使う薪を取りに行くタイミングで声をかけてもらった。

そのUさん、とても動物好きで、家の裏に何種類も動物飼っていたりして、小屋も手づくりで、すごいの。まだ数えるほどしか会ったことないんだけど、物腰や動作にムリがないというか力みがないというか…。なんか楽しそう。そこをもっと見てみたい気がする。

で、山だけど、なんかすごい「資源」が眠っているような気がするのです。宝の山なんじゃないかって。

家や小屋を建てるときには材木を取らせてもらうし、一昔前は調理や暖房、風呂は薪で賄っていたんだよね~icon01すごい!その他椎茸や山菜、薬草など、山からいただくことは多かったはず。

先週末、知多の40年有機でやってる農家さんのお宅へお邪魔してきたんだけど、家の中にロケットストーブが設置されていて、床暖房のようになっていて、上でお湯を沸かしたりできてよかったな~。すごく暖かかったicon12
その人は竹林を整備して、竹炭を焼いて土壌改良に使ったりしていた。

山、薪、資源、エネルギー。だんだん結びついてきた。

いろんな人から学びながら、山とうまく付き合っていきたい。



  


Posted by べんぞう at 00:13
Comments(0)暮らし山村・地域

2017年03月17日

彼岸の入り

〇今日は豊橋朝市でありましたmikan02

毎度のことだが、朝市が終わると「一週間終わった~!」って感じでホッとする。

朝市に行く時はたいがい「すっぴん!」を聞いている。金曜日は高橋源一郎、源ちゃん。とても好き。

8時のオープニングに、源ちゃんがちょっといい話をするんだけど、毎度じ~んと心が震える。


震災から6年。源ちゃんのお子さんは今年小学校卒業なんだって。

うちはハルカが卒園。震災の年に産まれたハルも6歳です。

あれから6年か…。いろいろもがいてきたような気がするけど、なんか光というか方向性が見えてきた心持ちでいる。


〇朝市では毎週いろんな人と会話する。普段、そんなに人と接しているわけではないので、金曜日は貴重な一日。

今、セットのお客さんから、野菜の食べ方の工夫やレシピを募集していて、そのことで話したり、ハルの入学のお祝いの品をいただいたり、「兄さんの書くお便りを毎週楽しみにしてるんだよ~!袋に入れてとってある」という嬉しい言葉をもらったり…。

豊橋有機農業の会の運営についても、だんだん組織が大所帯になってきたのでいろいろ話し合うコトガラが多く、ちょこちょこ話す。


とにかく「面と向かって話す」ことが一番大切だと思ってる。

言葉のニュアンス、表情、語調。そういうものも感じとれるから。

みんな忙しくて話す時間がなかなかないので、少人数でいいから集まってなんでもないことを話す場・時間をもちたい。


  


Posted by べんぞう at 19:59
Comments(0)暮らし

2017年03月03日

病は市に出せ

〇金曜は豊橋朝市。今日は22人分のセットを組んで出発。

3月に入って、なんとかセットが組めているが、葉っぱものがなくなりそう。「端境期」が近づいている。

今年も、4月は加工品中心になりそう…。この「端境期」を突破することがまだ課題である。


〇ハルは2月に6歳になった。歯が一本抜けた。

3月下旬には卒園式で、そして4月に入学式なんだ。

なんだか月日が経つのが早い。そして感慨深い。


〇時間の流れが早くなっているのは歳のせいなのかもしれないけど、世界的に(宇宙的に?)時間の流れ方が早くなっているらしい。

イコール想いが実現するのも早くなっているのだとか。

自分たちが想い描く、新しい、有機的な村の形をもっと具体的にイメージしていこうと思う。


  


Posted by べんぞう at 19:39
Comments(0)暮らし