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プロフィール
べんぞう
べんぞう
1976年神奈川生まれ。都市部での生活を経て、2002年、「緑のふるさと協力隊」として宮崎県日之影町に派遣され、山村の文化を学ぶ。そこで百姓道に導かれ、2003年から大分「なずな農園」に弟子入り。「循環農法」を学ぶ。2006年より新城市にて新規就農。地域に溶け込みながら家族で百姓暮らしを実践中!
お野菜の注文・縁農希望などお問い合わせは
→miroku369@tees.jpまで

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2012年11月11日

TPPについて②

 TPPについてはいろいろな情報があるけど、「サルでもわかるTPP」がとても分かりやすいと思います。

 もう完全にアメリカの言いなり。アメリカの属国になるような内容です。関税を完全に撤廃し、自由化を促進。そして非関税の部分でも、アメリカにとって(多国籍企業にとって)障壁となるものは「非関税障壁」として扱われ企業が国を訴えることができるのです。企業の利益の邪魔になるものは「関税」・「非関税」ともに全て取っ払って、企業が儲けることを目的にしています。

調べていても全然心楽しいものではありません。
だから関心のない人に伝えるのは本当に難しい…。
でもこの条約は本当にひどいものなので、何とかして伝えたい{/汗/}と思っています。

農民作家の山下惣一さんもおっしゃっていたけど、「原発とTPPは同根」なのではないかと感じる。その視点で観ていくと面白い。

・メディアのありかた。御用学者の存在。官僚・政府・企業の結びつき。情報の隠匿。そして都合のいいことだけ報道される。すご~く似ている。いっこも市民の方へは向いていない。40以上の県議会で「TPP反対」の議決がなされているというのに。誰のための交渉参加なのか。

・それはやはり「アメリカ」に好かれたいがための交渉参加なのだ。
原発を30年代にゼロにして、再生可能エネルギーの普及を進めるとした国会決議も、「アメリカと財界の圧力」によって反故にされた。8割以上の国民が「原発は要らない!」としたパブコメは何だったのか。国民の意見はスルーされ、アメリカと財界のいうことに従うようになっている。

・そしてなんといっても「いのち<<<金・カネ・経済」なのですね{/悲しい/}
TPPに参加して、輸出額が増えるかもしれない。企業の利益が上がるかもしれない。ただその代償はとてつもなく大きい。
素性の分からない安い外国の食糧がどっと入ってきて、「いのちある食べもの」はさらに手に入らなくなるだろう。
現状ただでさえ少子化や、病気の人が増えているというのに、それらに拍車がかかることは間違いない。
少しの利益(カネ)のために、どれだけのものを犠牲にするのか…。

その辺が原発と非常によく似ている{/ひらめき/}  


Posted by べんぞう at 12:33
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