2007年09月07日
アトピーについて⑧
家も農家ではなく、学部もまったく「農」とは関係なかった自分が、「なずな農園」に弟子入りするとは、今思い返せば無謀だった。
しかし当時は、何か道を求めていたし、なずな以外の選択肢はなかった。
なずなでは農作業はもちろんだけど、それ以外のことをたくさん学ばせてもらった。赤峰さん(親方)の言葉は心にズシンと今もある{/グー/}。
弟子入りの面接のときにいわれた言葉。
「お前はアトピー治しに来るんではないんでぇ」
なずなは本当の百姓を育てるところ。お前は本当に百姓になる気があるんか?と問われていた。
入塾して間もなく、お酒の席で。
兄弟子たちに向けて、「もっとキラキラした目にならないかんでぇ」と話していた。「玉」のような人になれ!という話だったと思う。
その時何を思ったか、自分はどうですか、と尋ねると…
「お前の目(心)は濁っちょる」
その時はよく意味がわからなかったけど、今になって少しはわかる。
何かに向かって精進しているか?何か夢中になることがあるか?一日を一生懸命生きているか?と親方は自らの生き方を通して僕らに伝えようとしていたのだと思う。
そんな風に生きている人は、ほんと目がキラキラしているもの。
翻ってアトピーのことを思う。
アトピーの人の共通点は目(心)が濁っている(曇っている)ことではないだろうか?
何か(飯を食べるの忘れるくらい)夢中になることがありますか{/晴れ/}?
Posted by べんぞう at 21:16
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